「赤ちゃんのための補完食入門」という本を書きました

 「補完食の本が欲しい!」


と、次女の補完食(離乳食)を始める前に呟いたのがきっかけで、なんの因果かわかりませんが私が本を書くことになりました。

本当は誰かに書いて欲しかったんです。誰かが書いた補完食の本を読みながら、娘の補完食を進めたかった。
だがしかし、当時私が調べた範囲補完食の本が存在しなかったのです。おかげでいろいろ悩みながら、次女の補完食を進めることになりました。 

なので、今私が補完食の本を書けば、どこかの誰かが少し悩まずに補完食を進めることができるかもしれない……ただひたすらに、その原動力で書き続けました。

しかし書きながらも何回も悩みました。
私なんかより適任が絶対いる。その人が書いた方が世のため人のためになる。私が書く意味があるのか……?

しかし、2000年前後にWHOがcomplementary feeding(補完食)を提唱してから20年あまり。
その間だーれも日本での補完食の本を書いてくれなかったわけです。 
20年ですよ。長すぎない?
これは、「待っていたら誰かが書いてくれる」と思ってても、もしかしたらこのまま誰も書いてくれないのではないか……?
それなら、私がとにかく補完食の本を出せば、それ見たどなたかが「私の方がいい本が書ける!」と一念発起してくれるのではないか……?

等々考え、悩み苦しみ大量の文献の山に埋もれながら、なんとか本を書き上げました。

じゃん!
どうですか、かわいいでしょう!(表紙と挿絵はマォさんのイラストです)
表紙や挿絵のかわいさとはうらはらに(?)内容はかなり骨太です(良くも悪くも)。
出典は110に及び、旦那には「え、総説でも書いてるの?」と言われる始末(わかりにくいネタですいません。原著論文だけではないのでそこまですごくない、ごめん)。
補完食とはなにか? というところからスタートして、離乳食との違い、口腔機能の発達含めた進め方のコツ、鉄をはじめとした補完すべき栄養の話、WHOの「補完食」では手薄なアレルギーの話、日本で補完食を実践するにはどういった食材を使うと進めやすいか? という話。
それから、実際に作った次女のレシピを少しと、それでギャップは埋まるのか、埋まらないならどうやってギャップを埋めるのか? という話。
最後にQ&A!
内容が盛りだくさんで、発売が大変遅くなったこと、字数が多くなったこと、いろいろお詫び申し上げます。でもできたよ、出るぞ!


2021年1月4日発売(Amazonだけ2020年12月29日に先行発売)
電子書籍も発売予定です(詳細は決定次第お知らせいたします)

書籍情報

タイトル:赤ちゃんのための補完食入門
作者:相川晴 川口由美子監修
発行:彩図社
ISBN:978-4-8013-0498-7


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(予約してるネット本屋見つけたら、随時リンク貼っていきます)

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本の中では書ききれない話は、引き続きtwitterやこのブログなどで続けようと思っています。
ここまでのブログ記事の中でも、補完食を進めることは十分可能と思いますので、よかったら読んで見てください。

いつかどこかで誰かの役に立てることを祈って(あと、ベビーフードメーカーさんがやる気をだしてくれることを祈って。初期から使える鉄強化ベビーフードを作ってください、お願いします)

(すでに多くの予約をいただいておりますす。本当にありがとうございます。
正直キリキリと胃が痛んでいます。嬉しい、本当に嬉しいけど、どうか、どうか手にとった方のお役に立てますように……)


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